第192回
あなたの脳は電話回線、ADSL,光ファイバー?
脳を治療していくと、どんどん良くなっていくのがわかります。
落ち着きがないのが、落ち着きがでてくるとか、
集中できないのが、集中できるとか、
忘れ物が多いのがそうでなくなってくるとか、
分裂病の幻聴や幻覚がよくなってくるとか、
眠れないのが視床の中心正中核の感染を治療すると
眠れるようになるとか、眠りすぎが普通の状態になるとか、
脳の特定の部位に感染があって異常をきたしているわけですから、
それを治療すればいいわけです。
ほとんど大脳皮質の治療がおわり、
脳が晴れ晴れしてきたと訴えているのに、
見ているとイマイチボヤッとしている人がいました。
まさか、ここまでは悪くないだろうと思うのがいけないのです。
先入観はいけないと常に戒めているつもりです。
おおよそ、患者さんの訴えが間違っている事は、まずありません。
検査で異常が出なくても、
訴えがあればどこかが異常なのですから。
それを見つけて治療していくことが大切です。
脳も片っ端から治療していくと面白いことが起ります。
左脳と右脳をつないでいる脳梁という所があります。
神経繊維の束になっている所ですが、
ここにウイルスの感染が結構あることがわかりました。
脳梁脚から脳梁膨大部までびっしり感染している人もいます。
症状は顔と名前が一致しないという症状や
試験時間内にはなかなか正解がだせないという人、
あとでゆっくり考えると正解がでる人、
え〜とえ〜とと言う人、
要するに左脳と右脳の情報のやりとりに時間がかかるのです。
全く感染がない人はぱっと反応し、答えがでます。
正解かどうかは別にしても。反応がすばやいのです。
見ていて頭は悪くなさそうなのに、
どうもとろいという人もそうです。
左脳と右脳の情報のやりとりが電話回線のように遅いか、
ADSLだともうちょっと早いわけです、
光になるともっとはやい、感染がない人は光回線の状態です。
感染が多い人から全くない人まで様々です。
治療すると違います。
どうですか、みなさんは。
生まれつきだと思っていませんか?
それは誤解です。
もとはいいのですから、
邪魔しているウイルスを治療することが大切ですよ。
トンビが鷹を生むということはないので。
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