| 第182回宇宙飛行士はどんな人?
 立花隆さんの「宇宙からの帰還」は何度読んでも、ついつい夢中になってしまう本ですが、
 そこに載っている写真を見ていて、
 この人たちの脳はどうなってるのかな?と思い調べてみました。
 宇宙に行ったから、その後の人生はこうなったのだという説明もつくでしょうが、
 その前兆は行く前からあったような気がするのです。
 写真に載っている人たちは
 二人を除いて、大脳の血糖値が5100mgに反応するのです。
 ごくごく普通の大人は200〜300mgぐらいがいい所です。
 これを見ると脳の働きがすごいことが想像できると思います。
 二人の人は6000mgに反応します。でも、この二人は性格に少し問題がありますが、
 頭脳が他の人に比べてずば抜けていたので
 きっと選ばれたのでしょう。
 全員に共通したことは、視床の前核に問題があることです。
 二人を除いたその他の人は、前核以外の視床は全く正常です。
 前核は脳の帯状回をコントロールしているようで、
 ここが働きすぎる傾向があります。
 ということは何がなんでも宇宙飛行士になるぞ!
 という強い意志、こだわりがあります。
 二人を除いて、扁桃体が全く正常です。ということは、パニックにならないということです。
 自分の気分次第で
 仕事がうまくいくとかいかないとか言う事は
 ほとんどないはずです。
 事故が起っても冷静に対処できる人たちを選んでいるわけです。
 もちろん記憶力にも問題がありません。
 これだけの能力があると、
 自分が好きな仕事をやればうまく行くはずです。
 宇宙に行って神を全く感じないというか、そういうことを思わなかったという人は
 側坐核が全く正常なのです。
 伝道師になった人は側坐核の働きが普通と違うのです。
 そして、延髄のすい臓に対応した所が全員問題があるのです。
 将来糖尿病かその他のすい臓の病気が発生する可能性を
 秘めているわけです。
 そして、もし、漢方薬を投与する場合どの薬が効くかというと、面白い事に皆、
 きゅう帰膠艾湯、炙甘草湯、白虎加人参湯が効くようなのです。
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