第171回
大丈夫ですか、みずほコーポレーション
新聞を見ていて、おやと思うような
すごい脳の働きのいい人物の写真が出ていました。
その人は後藤高志さんという人です。
西武の再建のために社長になる人ですが、
この人の脳はものすごくいいのです。
まず、前頭葉が非常によく働いています。
その他の脳も非常によく働いているのです。
こういう人がまだ銀行に残っていたのかと思いました。
あまり前頭葉が働く人がいないのです。
きっと西武の再建はうまくいくと思いますが、
これは私一人だけの思いでしょうか。
後藤さんの脳の働きは、
トヨタの張さんやカルロスゴーンさん、
シティグループの前の会長のジョン・リードさんと
横一線で並ぶぐらいいいのです。
前頭葉の働きがよくないと
解答のない問題にうまく答えがだせないのです。
公共放送の人や業績不振の自動車会社の社長さんは
前頭葉があまり働いていないので、どうなんでしょうか。
経済が発展している時は前頭葉の働きが悪くて、
学校の成績が抜群と言われている人でもつとまりますが、
今の日本の状況だと前頭葉の働きがよくないと
学校の成績がよくても対処できないのです。
前頭葉の働きは今の学校の試験では調べられないのです。
脳をOリングテストすると簡単にわかることなのですが。
もちろん学校の成績がよくて
前頭葉がものすごく働く人もいます。
邱永漢さんを見るとわかります。
戦争でも結局脳のハタラキのいい方が勝つようです。
日露戦争でも児玉源太郎や東郷平八郎、秋山真之などの人が
横一線ですばらしい脳の働きの持ち主でした。
もちろん前頭葉もすばらしく働いていました。
ロシアはこの人達に比べてちょっと落ちるのです。
でも、戦争が長引くと、ロシアにも人材がいますので、
前頭葉の働く人が出てきます。
財力が違いますので、
日本は負けるということになったはずです。
ちょうどよい所で手を打ったのだと思います。
と、ここまで来て、
みずほコーポレーションに後藤さんと同じ
前頭葉の働く人いるのかな、
こんなにすばらしい人を他にだして、
次は誰がなるのか心配です。
トヨタはそこが違います。
社長の選び方がどうしてこういいのかなと思うぐらい
前頭葉のものすごく働く人を次々社長にしているのです。
トヨタ式と色々書かれていますが、
なんと言っても一番いいのは社長の選び方です。
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