第169回
サヴァン症候群を知っていますか?
右脳の天才と言われている人達です。
脳の発達障害をかかえていて、
しかも驚異的な才能を発揮する人達です。
電話帳をすべて暗記している人もいるし、
それもアメリカ中のですよ。
一度聞いた音楽は即座にピアノでひけるという人もいます。
一瞬目にした動物のレプリカを
完ぺきに作り上げることができる人もいるのです。
こういう人の脳をOリングテストで調べると、
脳のどこがいいのか、どこの働きが悪いのかわかります。
私が調べた所では、右脳が良いのではなく、
左の後頭葉が驚異的に働いているのです。
その他の脳にはウイルスの感染の反応があります。
ウイルスの感染ネットワークができているのです。
ただ、左の後頭葉だけは全く正常、
しかもその働きがすごいのです。
今をときめく大会社の社長さん
(この人はずば抜けていい脳の持ち主なのですが)、
この人の脳はアセチルコリンの反応する量は17mgです。
(普通に生活できる人は200マイクログラムもあればいい、
ちょっと頭がいいかという人は1mgぐらい)。
脳にはHPV11.16.18.33の反応が全くないのです。
大脳の血糖値の反応
(これを血糖値と言っていいのかどうか問題ですが)
は4000mgです。
そして腕の所の血管の血糖値は110mgです。
(普通の人の脳の血糖値の反応は200mg以上、
それ以下だとぼやーっとしています。)
頭の働きのいい人は脳のぶどう糖の消費がすごいのです。
ですから糖尿病の人は運動するより頭を使うことが大事です。
で、サバンの人達の左後頭葉以外の脳は、
アセチルコリンが40マイクログラ厶、
脳の血糖値は40mgの反応です。
左後頭葉はアセチルコリンが95mg、
血糖値が10500mgも反応するのです。
驚異的な記憶力は左後頭葉にあるようです。
この人達の海馬の働きはよくありません。
ということは、
今まで言われているような海馬が記憶力の主役でなく、
左後頭葉の可能性があるのです。
手の中指の第一関節から先が顔や脳などに対応していますので、
ここをよくマッサージすると脳を刺戟していることになります。
やらないよりはずっといいはずです。
音読もいいかもしれませんので、
それと併行して手の中指のマッサージも
忘れないでください。
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