医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第153回
帯状疱疹がでています

56歳の人ですが、
左腕に湿疹がでて、痛みを伴っているというのです。
かなりの痛みだというのです。
見ると、帯状疱疹です。
帯状疱疹ウィルスだけでなく、
単純ヘルペスの1型などの反応もします。
帯状疱疹ウィルスだけだと痛みはそんなに強くないのです。
何故、左腕かというと、
左半身に強く電磁波をあびているからです。
そして、左半身に鉄も大量に蓄積していました。
寝室を片付けるように話しました。
それが早く治る近道ですよと、しつこく繰り返し言いました。

帯状疱疹ウィルスには、
当帰四逆加呉茱萸生姜湯、
その他の感染している細菌などには、
当帰芍薬散、桂枝芍薬知母湯を投与しました。

三日後に痛みが強く疱疹は拡大しています。
鉄は脳の赤核の異常で起りますから、
ここも治療しようと漢方薬をOリングテストして選ぶと、
猪苓湯でした。
ヘルペスウィルスは今度は、麻黄細辛附子湯です。
それと、柴胡桂枝乾姜湯も選びました。
今回も電磁波を大量にあびています。
注意したのですが、寝室を全く片付けていません。
あまく見ているのです。

三日後に来院し、まだ左半身に強く電磁波を浴びています。
痛みは激痛で、我慢できないと言うのです。
やはり、単純ヘルペスの反応がまだ強くあります。
こんどは、当帰四逆加呉茱萸生姜湯です。
それとまだ赤核に異常がありますので、
これには、防已黄耆湯、温経湯です。
寝室を片付けてください。
そうすれば楽になって行きます。

三日後に来院し、疱疹はまだよくなっていませんが、
帯状疱疹ウイルスと単純ヘルペスの反応がなくなり、
ヘルペス6型と7型の反応がありました。
痛みは少し軽快しています。
ここで、皮膚科に行き、
抗ウイルス剤を点滴してもらった方がいいですといいました。
ヘルペスの6,7型には当帰四逆加呉茱萸生姜湯、
小脳の歯状核、栓状核、虫部の異常には
炙甘草湯を投与しました。
赤核の異常はなくなっていました。
鉄の蓄積もありません。

小脳の歯状核、栓状核、虫部、室頂核、球状核、扁桃の
異常がなくなると感染することが極端に減るのです。
ここは感染症の免疫と
非常に深くかかわっていると思われるのです。
この日は電磁波を浴びていません。
寝室を片付けたというのです。
激痛に見舞われないと、重い腰を上げないようです。
もっと早くにしていればよかったものを。

三日後に来院し、痛みはかなり軽快しました。
疱疹も治癒に向かっています。
皮膚科には行かなかったといいます。
抗ウイルス剤も使っていません。
残っているのは、ヘルペス7型です。
これには、今度は、柴胡桂枝乾姜湯です。
それと当帰四逆加呉茱萸生姜湯を投与しました。
4日後に来院し、ますます、疱疹はよくなりました。
疱疹の部分でなく、腕の深い部分が痛いというので、
詳しく調べると、単純ヘルペス1型の反応があります。
これには麻黄細辛附子湯と桂枝茯苓丸です。
小脳の室頂核だけが異常でその他は正常になっていました。

4日後来院し、少しチリチリするぐらいで、
疱疹は治癒しました。
ヘルペス6型の反応が少しありましたので、
同じく麻黄細辛附子湯を投与しておきました。


←前回記事へ 2005年1月21日(金) 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ