第124回
生理の前になるとイライラしたりするのです
30歳の人ですが、
10ヶ月前から生理の前になるとイライラして、
何もしたくなくなり、人と会うのが億劫になる。
鬱状態になるというのです。
月経前緊張症の人なのですが、
こういう人も脳の大脳辺縁系や海馬、扁桃体などに
細菌やウィルスの感染があってこうなっているのです。
精神的なトラブルは細菌やウィルスと関係ないと思っていると
トンデモナイ事です。
きちんと関係があり、感染によって
脳の働きが異常になっている為に、こういうことになるのです。
そこで、どういう細菌やウィルスが感染しているかを
Oリングテストして見つけ、
それに効果的な漢方薬を投与すればいいのです。
この人はインフルエンザウィルスや
その他のウィルス、細菌の感染の反応がありました。
そして、脳への感染により、
脳のドーパミンやセロトニン、βエンドルフィンなどにも
異常がありました。
その他に、全身に強く電磁波を浴びていて
抵抗力が低下していましたので、
まず、寝室をきちんと片付けて、夜寝ている時は
電磁波を浴びないようにしてくださいといいました。
Oリングテストして、
漢方薬は甘草瀉心湯、苓姜朮甘湯、
茵陳五苓散の3つの処方が
それぞれの細菌ウィルスに効く事がわかりましたので、
これらを5日間投与しました。
5日後に来院して、電磁波の当たる量も
かなり減っていました。
脳の細菌やウィルスも減ってきました。
今度は柴胡桂枝湯、桂枝芍薬知母湯、
桂枝茯苓丸の3つです。
これらを一週間投与しました。
一週間後に来て、
考え方も前向きになってきたということを言いました。
今度は柴胡桂枝湯、桂枝芍薬知母湯、
当帰芍薬散の3処方を一週間投与しました。
一週間後、益々体調が良くなってきたと
明るい表情で話していましたので、同じ処方を2週間投与。
2週間後に来て、
生理の時身体がだるくなったというので、
脳を調べると、細菌の反応があり、
それには炙甘草湯がOリングテストして効果的なので、
炙甘草湯、桂枝芍薬知母湯、当帰芍薬散の3つを投与しました。
その後、来院し、全くもとどおりに元気になったということを
明るい笑顔で話してくれました。
脳を調べると、細菌、ウィルスの反応が、
Oリングテストでは全くなくなっていました。
ドーパミン、セロトニン、βエンドルフィンも
正常になってました。
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