医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第118回
30年来のうつ病です

筋金入りの鬱病の人が来院しました。
今まであれこれ、治療して来ましたが、
少しは改善してますが、ほとんど変わりないというのです。
大阪まで漢方の先生を尋ねて漢方薬を処方してもらって、
それを今も飲んでいるというのです。
でも、それをOリングテストして調べると、
全く効果がないのです。
本人もあまり効果がないとおっしゃっていました。

Oリングテストして調べると、
身体の中心部、眉と眉の間を通り、
臍、恥骨の正中と背骨にかけて大量の鉄が蓄積しているのです。
ちょうど大脳辺縁系もその中に含まれるのです。
そこに細菌やウィルスの感染があるとうつ病になるのです。
鉄が蓄積しているために薬の効き目がないのです。
この鉄の蓄積は着ているものの洗濯表示やタグ、
ネックレス、指輪、イヤリングなどを外す事で解消されるのです。
病気を治すのには、
タグ洗濯表示を切取る事は非常に大切なことなのです。

この人の脳に合わない食べものは、
小麦製品、乳製品、ナス科、大豆製品、
パイン、バナナ、コーヒーなどです。
出来るだけ食べないようにしてもらいました。
それから、生薬を一つ一つ合わせて、
苦参の入った三物黄今湯、柴胡、牡蠣、
括呂根の入った柴胡桂枝乾姜湯、
艾葉、川弓の入ったきゅう帰膠艾湯を処方しました。

この処方では、少しはいいのですが、
あまりパッとよくなりません。
そこでもう一度生薬を合わせて、
当帰四逆加呉茱萸生姜湯と酸棗仁湯、炙甘草湯にしました。
これでもやはり、よくないのです。
そこで、脳の大脳辺縁系に感染している
細菌ウィルスを治療するという目標を立て、
大脳辺縁系に感染しているインフルエンザウィルス、
その他の細菌、肝炎ウィルスなど治療する漢方薬を探しました。

それには、もう一度脳に生薬を一つ一つ合わせて、
橘皮枳実の入った橘皮枳実生姜湯、桂枝、
石膏、知母、防風の入った桂枝芍薬知母湯、
それときゅう帰膠艾湯の3つが、
インフルエンザウィルス、その他の細菌、
肝炎ウィルスなどに効果のあることがわかりました。
それを2週間投与しました。
2週間後に非常によくなったというのです。
そして、脳の細菌、ウィルス、などの反応もなくなり、
脳のセロトニン、ドーパミン、
βエンドルフィンも正常化してました。
この処方を同じく2週間投与しました。


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