第113回
湿疹がでて痒いのですが
43歳の人ですが、
湿疹がでて痒くてどうしようもないというのです。
この状態は2ヶ月前からで、
治療したのですがよくならないというのです。
湿疹が出て痒みがある人は肝臓に問題がある人が多いのですが、
この人も右半身に強く電磁波を浴びていて、
肝臓、右肺、胆嚢にOリングテストで異常がありました。
肝臓には前癌状態の反応があるのです。
それと肝臓には細菌ウィルスの感染の反応がありました。
細菌の中には、虫刺されによって感染したと思われる
細菌の反応もありました。
それらを治療する漢方薬をまた、生薬から選んでみると、
半夏、黄蓮、黄今の入った処方で、
半夏瀉心湯が効果があることがわかりました。
その他に、当帰、細辛、呉茱萸、通草の入った処方で
当帰四逆加呉茱萸生姜湯、
桃仁、牡丹皮の入った処方で桂枝茯苓丸です。
この3つを三日間投与しました。
二日後に来院し、まだ痒みが強いので、来ましたといいます。
前ほど電磁波を浴びていませんが、
もう少し電磁波を浴びていたので、
寝室を片付けるように話しました。
それと、肝臓の前癌状態もかなりよくなっていたのですが、
まだあります。
それから、細菌感染がまだあるので、
もう一度薬を選び直しました。
今度は、石膏、知母、粳米、人参の入った処方の白虎加人参湯と
沢瀉、猪苓、茯苓、滑石の入った処方で猪苓湯、
それから葛根の入った処方の中から桂枝加葛根湯が
Oリングテストして効果があることが分かりました。
これらは、肝臓の前癌状態にも細菌の感染にも
効果があることを確認しました。
これらを三日間投与しました。
三日後に来院し、痒みも湿疹も全く無くなったといいます。
電磁波の影響もありません。
肝臓の前癌状態の反応もなくなり、
細菌感染の反応もなくなりました。
同じ処方を五日分投与し、
五日後に来院した時も症状はないということです。
痒みの原因となる細菌も口から入るだけでなく、
ちょっとした虫刺されが原因でなることもあります。
その時に電磁波を強く浴びていて、
抵抗力が落ちていると皮膚の所で防ぎきれずに
肝臓まで入り込まれて、
なかなか治らないということもありうるわけです。
|