| 第96回奥様に支えられて歩いて来ました
 50歳の人ですが、びっこをひいて、奥様の肩につかまり
 やっとの思いで歩いてきたのです。
 両方の足の親指の関節の激痛と右膝の激痛があり、
 歩けないというのです。
 三日前からこの痛みが始まったというのです。
 痛風というので他の病院で治療していました。
 O-リングテストで調べてみると、全身に強く電磁波を浴びていました。
 そして、激痛の部位には
 ヘルペスウイルス、化膿連鎖球菌、ぶどう球菌、破傷風菌などの
 複合感染の反応があるのです。
 そこで、早く治りたいなら、寝室を片付けて、
 電磁波を浴びないようにすることですと話しました。
 生薬を一つ一つO-リングテストして合わせていくと、
 紫蘇の入った処方、
 黄蓮、黄今、半夏の入った処方、
 石膏、知母、防風の入った処方が効果があるようです。
 それで、紫蘇の入った処方は半夏厚朴湯です。これは患部の鉄の排泄にも効果があります。
 感染している部位に鉄が多いと治りにくいのです。
 黄蓮、黄今、半夏の入った処方では
 半夏瀉心湯がピッタリ合うのです。
 これはヘルペスウイルスに効果があります。
 石膏、知母、防風の入った処方は、
 桂枝芍薬知母湯が選ばれました。
 そしてこれは、化膿連鎖球菌、ぶどう球菌に効果があるのです。
 これらを三日間投与しました。
 三日後には自力で歩いてきました。痛みも軽くなったといいます。電磁波も浴びていません。
 もちろん寝室は片付けたというのです。
 調べると、ぶどう球菌、化膿連鎖球菌の反応がなくなり、
 ヘルペスウイルスが少し残っていました。
 これには、今度は桂枝加朮附湯です。
 この人は動脈硬化もあり、すい臓にも問題がありましたので、
 四逆散ときゅうき膠艾湯を投与しました。
 鉄も大分少なくなり、今度はきゅうき膠艾湯が効きます。
 4日後に来院し、痛みは全くなくなったと言います。
 ヘルペスウイルスの反応もなくなり、
 その他の細菌の反応もなくなっていました。
 痛風も電磁波を避けて、
 痛みの部位に感染している痛みを起こす
 細菌やウイルスを治療すると簡単に良くなるのです。
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