医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第89回
にっくき入れ歯野郎と言いたくなります

62歳の人ですが、
呼吸器の疾患があり、治療しています。
ぜえぜえしたり、咳がでたりと
周りで見ている人は随分苦しそうですねと良く言うそうです。
でも、それも肺や気管支に感染している細菌や真菌などを
漢方で治療し、最近は炙甘草湯と芍薬甘草湯で
非常によくなりました。
まわりの人達も随分楽になりましたねと言うそうですし、
本人も良くなっているといいます。
ところが両肩の痛みが中々取れないのです。
両肩には強く電磁波を浴びている現象があり、
血流障害もあり、服用している漢方薬が十分とどかないのです。
この状態を作っているのは何かと探しましたら、
入れ歯が原因でした。

試しに入れ歯を外すと電磁波の浴びている状態がさーっと解消し、
血流障害もなくなり、大量の鉄の沈着も消失し、
痛みの部分が磁石のS極に分極している現象も解消したのです。
当然薬も痛みの部分に入り出しました。
夜は入れ歯を外して寝ているというので、
朝起きた時は肩の痛みはどうですかと聞きますと、
朝は楽です、日中時間が経つにつれて痛みが増すというのです。
入れ歯を入れているからです。
色々な患者さんを調べてみると、
入れ歯が原因で治らない人が結構いるのです。

入れ歯が原因で、脳の延髄にある
血圧をコントロールする中枢の血流障害を来し、
血圧が上がっている人もいました。
また、膝の関節痛が治らない人で調べてみると、
入れ歯が原因の人もいました。
また、物忘れが酷くなった人で調べてみると、
新しく作った入れ歯が原因で
脳の血流が極端に悪くなっている人もいました。
入れ歯を作る時は、材質をオーリングテストして、
自分に合ったものを使用するようにしないと、
知らずに病気を作っていることがありますし、
また病気が治らない状態を作っていることもあります。

入れ歯だと取り外す事ができますが、
取り外す事ができないようなインプラントみたいなものだと、
もし、その人にあってなかったら
どうするのだろうと思ってしまいます。
実際そういう人がいたのですが、困ってしまいました。
取り外す事ができないものは、簡単にやらないことです。
10年もたってから
それが原因で病気を作っていたなんてわかったら、どうしますか。


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