医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第61回
身体がなんとなくはっきりしない

65歳の人ですが、
半年前から身体がなんとなく疲れる、肩がこる、背中が寒い、
お腹の調子がよくないというのです。
診察してみると、全身に強く電磁波を浴びています。
寝室に加湿器、ラジカセ、
となりの部屋に電動ミシンなどがあるというのです。
寒がりで脾臓の働きもよくないので、
当帰四逆加呉茱萸生姜湯を投与し、
心臓に血栓の反応があって動悸もあるので、炙甘草湯を投与し、
胃腸にもヘリコバクターピロリ菌の反応もあるので、
半夏瀉心湯を投与しました。

一週間後に来院して、寝室を片付けたら
身体が軽くなったといいます。
確かに電磁波の影響はありませんでした。
風邪を引いたということで、
肺炎球菌などの反応に麻黄細辛附子湯を投与し、
胃腸にはヘリコバクターピロリ菌の反応はなく、
今度は桂枝加芍薬湯を投与し、炙甘草湯はそのまま投与しました。

10日後に来院して、風邪は良くなったが、
咽、食道、ミゾオチ、臍、鼻の調子が
まだすっきりしないというのです。
身体の正中線に異常があり、
ひょっとしてここだけまだ電磁波を浴びているのかなと思い
調べると、強く電磁波を浴びていました。
どういうわけかよくわからないのですが、
布団や布団カバーにファスナーがついていると
こういう現象を起こす人が多いのです。
それで、きっとファスナーがついているはずだから
それを外すようにと言いました。
本人は掛け布団のファスナーは外しましたというのです。
今回は当帰四逆加呉茱萸生姜湯と炙甘草湯、
胃腸には桂枝人参湯を投与しました。

一週間後に来院し、ほとんど症状は無くなったといいます。
身体の真ん中の異常も無くなっていました。
聞くと、ファスナーが敷布団などについていたというのです。
それを全部外したということでした。
この人は以前、ファスナーを外してなかったために、
脊柱にも問題を起こして、手術していました。
ひょっとして食道癌になった人も
布団にファスナーがついているかもしれませんね。

また、この人はC型肝炎にかかっているのですが、
ネスレのブライトはC型肝炎ウイルスにも効果があるようで、
初診時から飲んでもらっていましたので、
オーリングテストではかなりウイルスの量が減っていました。
ネスレのブライトは効果のある人は
肝炎ウイルスのA,B,C,D,Eにも効果があるようです。


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