第820回
友里征耶の問題点 10
悪く書くなら誰でも簡単だ
以前指摘されたことなのですが、
料理店を褒めるのではなく悪く、けなすのは簡単なことだ、
誰でもやろうと思えば直ぐ出来ると。
褒めた店の悪いところを見つけてそれを批判するのは簡単だが、
悪く書いた店を弁解して褒めなおすのは難しい。
よって、友里のように悪く書いたもの勝ち、
悪く書いたものは批判されにくいという説であります。
確かに、褒められっぱなしの店の悪いところを指摘しても、
世間では「やっぱり裏があるのか」
と受け取ってもらえる可能性があります。
そして、批判された店を良く書くと、
「なにか店と癒着しているのか」と思われて
弁護しにくい可能性は否定できません。
そういうことからでしょうか、
友里は悪く書き逃げしている、
誰もそのスタイルを正面から批判できない、
と裏で批判されているようです。
そういえば、私の記憶では、
他の書き手が批判していた店を弁護したという記憶がありません。
逆はいくらでもありますけど。
ほとんどの自称料理評論家、
フード・レストランジャーナリストたちは、
店や料理人をただ褒めまくっているだけで、
有名店に関しては
批判した記事やコラムが存在しないといった現実があるからなので、
無名店を取り扱わないようにしている私としましては、
このように指摘されても弁解の余地はありません。
しかし、
「悪意に満ちた素人の辛口評価」
とまで評するライターたちがいるわけです。
今後も、正面から批判を受けて真摯に受け入れるか、反論するか、
どちらにしても逃げずに私は対応したいと考えておりますので、
ご意見、ご指摘をひろくお願いする所存であります。
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