| 第796回マスヒロさんに足向けて寝られない、キャンドル2
 運良く「大人のウォーカー」で募集していたキャンドルでのマスヒロさん主催の会にもぐりこむ事ができました。
 野菜スティックにチキンバスケット、
 海老グラタンとハッシュドビーフに酒類が3杯ついて
 7千円の事前振込み。
 夜のメニューの価格を合計しても
 7千円には到底届かないと思われるこの値付けは、
 マスヒロさんや事務局側への経費が含まれているからでしょうか。
 イベント参加者は女性がかなり多く、皆「純粋な読者」の方々。私には聞きなれ読みなれた、
 マスヒロさんの薀蓄や自慢話も
 真剣に聞き入って頷いていらっしゃいました。
 次郎で二郎さんに握ってもらう為の、例の「媚びへつらい方」や
 NHK文化センターでの彼の講演の宣伝など
 ウォッチャーである友里を飽きさせないトークはさすが。
 自己陶酔なのでしょうか、
 受験勉強してテストを受けて早稲田に入り、
 入学式に参列している時に卒論のテーマを考えたとの正に
 「言った者勝ち、言いたい放題」のトークショーでした。
 しかし、結構聞き入っている女性でも、
 「みかわや次郎は良くない」
 なんて小声で言っている人もいて面白かったです。
 その日の料理もまったく駄目。野菜スティックは味噌ではなく
 せめてバーニャカウダでも出してくれなければ。
 チキンバスケットは相変わらず質の良くない柔らかすぎの鶏。
 肉自身の味がしません。
 店側もカラシやタバスコをつけることを勧めますが、
 食材に自信があるなら、こんな調味料を勧めるはずがありません。
 小さな海老グラタンも熱いだけで、味にまったく深みがありません。
 小盛りのハッシュドビーフ(バターライス付き)も、
 ツメがあまい凡庸なものでした。
 これに生ビールに白、赤ワインがグラスでついて7千円。
 30名の団体貸切では高すぎではないでしょうか。
 事務局は100名の応募の中から運良く選ばれたと言っていましたが、締め切り最終日の問い合わせでは定員に達していない様子だと
 予約した知人から聞きました。
 何でもあり、言った者勝ちは、
 マスヒロさんだけではなく事務局の人にもみられました。
 <結論>山本益博氏が売り出した店では珍しく勝ち組。
 しかし、味のわかる客が
 あのチキンバスケットを食べて再訪するとはとても思えません。
 話のタネにも行かなくてよい店と考えます。
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