第487回
友里征耶と客を斬る その5
友里よ、店に嫌われているのがわからないのか
以前コラムで取り上げたテーマが
かなり反響を呼んでしまったのでしょうか、
読者の方から、
「ネットで個人名を出して誹謗中傷の嵐となっている。
いかがなものか」とご指摘を受けました。
前からその存在は知っていましたし、
知人からこんなことが書いてあった、と
笑い話で聞かされたことはあったのですが、
私はそのネットの書き込みをやっと見つけました。
確かに真偽のほどがはっきりしない事を、
個人名を出して書き込んでいるものが多々ありびっくり。
しかし、ほとんどが友里征耶のことを取り上げているのものでした。
正直あまりいい気持ちはしなかったのですが、
意見なり感想をネットのサイトや本で公開している身としては、
自分への批判などもあまんじて受ける義務があると思うのですが、
いろいろ考えさせられるものもありました。
その一つは、「友里は店に嫌われている」といったものです。
昨年も、私が槍玉に挙げた
フード・レストランジャーナリストたちが、
店側の意見として同じようなことを言っていたと記憶しています。
確かに、誰でも当たっているとはいえ
批判を受ければ面白いはずがありません。
きつく書かれた店は、コラムを発信している「友里征耶」に対して
いい気持ちはもたないのはわかります。
嫌っていることも想像するに難くありません。
でも、山本益弘氏や
他のフード・レストランジャーナリストの様に、
売れている本名だか芸名を名乗って
予約しているのではないのです。
店でもばれないようにおとなしくしていますから、
友里が来ているとはわからないと思うのです。
クレームをつけていませんし、嫌われる以前に
まったく目立たない客の一人となっているはずなのです。
よって、訪問時は普通の客として好かれも嫌われもせず、
コラムや本を出した瞬間嫌われる、というのが正解でしょうか。
ただし、以前に書きましたが、
携帯電話、料理人のペースを考えないで自分勝手に振舞う、
傍若無人な態度、など問題をおこす客にならないよう、
今後も注意するつもりです。
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