人生を楽しみ、豊かにすごすために

第100回
有望なマレーシア・コタキナバル

完全なリタイアにはまだ早いのですが、
セミリタイアするならどこで過ごすのが良いのか?
ロングステイという言葉をよく聞くようになったこの頃ですので、
ちょっと視察に行ってみようと
何カ国かを調査を兼ねて旅行に行ってきました。

フィリピン・セブ、中国・海南島、
マレーシア・ペナン/コタキナバル

ロングステイ希望先として日本人の中で一番人気は、
何といってもオーストラリアだそうですが、
2位には2年連続マレーシアがあがってきているそうです。

お金持ちは、いつでもどこでも好きなときに行けばいいのですが、
一般人にとってロングステイの候補先は
どのような基準で選んでいるのでしょうか?

・物価が安い
・治安の良さ
・英語が通じる

この3つが重要な条件のようです。

老後の生活。
お金持ちは別として、
一般の庶民にとっては、限られた年金・財産の中で
ちょっぴり贅沢できる場所がふさわしいのは言うまでもありません。
物価が日本の何分の1であれば、
のんびりと贅沢な生活が過ごせます。

いくら物価が安くても身の危険を感じるようでは意味がありません。
窃盗・強盗・殺人など
頻繁に起こる場所は避けたいのは言うまでもありません。

言葉が全く通じないのでは、最低の生活もできません。
日本人であれば最低限の英語教育は受けているわけですから、
片言の英語であればなんとかなるでしょう。

また、日本からあまり遠い場所だと
完全に永住するならともかく、日本と行き来するのであれば、
アジアが候補地となるでしょう。

英語が通じる場所となると、
香港・シンガポール・フィリピン・マレーシアの4地域。
治安が悪いフィリピンは外れます。
物価が高いシンガポール・香港も外れる。

消去法で行くと、マレーシアが残ります。

マレーシアは、マレー人の国家ですが、
中国系・インド系国民も多く、3カ国の料理が楽しめます。
治安・英語は全く問題ありません。

ただ、国がマレー半島とボルネオ島の2箇所に別れています。

ペナンは、人口100万人を超える大都会で、
かつアイランドリゾートということで、なかなか良いところです。
日本人も多数永住されているとか。

ただ、難点は日本から直行便が無いため、
クアラルンプール空港で
トランジットして飛行機を乗り換える必要があり、
合計で10時間近くかかってしまうことです。

その点、ボルネオ島のコタキナバルは、
日本から直行便であれば5時間程度と半分の時間です。

乱開発されていない美しいビーチ、
さんご礁、熱帯雨林ツアー、オランウータンなど
手がついていない自然でいっぱいの楽園。

台湾、中国、シンガポール、オーストラリアからも近く、
一年中各地から観光客が絶えることがありません。

行ったとき、すばらしいビーチサイドの土地が売りに出ていて、
検討していたのですが、
イギリス人の投資家が即決して売れてしまいました。
残念。


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2007年7月30日(月)

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