人生を楽しみ、豊かにすごすために

第93回
フィリピンに留学?

フィリピンはわたしにとって第2の故郷です。

最初に海外に生活した国。
大学生時代文部省の奨学金を得て
フィリピンマニラの大学に1年留学したのが、
その後海外、アジア、
華僑と深くかかわる原点になっているからです。

フィリピンに留学?
と疑問に思われるかたも多いと思います。
フィリピンの教育制度は、
小学校が6年、ハイスクールが4年、大学が4年です。
日本の中学・高校の6年がハイスクール4年なので、
全体で2年短くなります。

留学先で英語のテストをされ、
当時英語が上手でなかったこともあり、
1年生のクラスに入れられてしまいました。
当時私が大学4年生で21歳でしたが、
1年生のクラスメートの年齢は16才。
その上、商学部は女性が多く、
クラス50名の内、男は私を含めわずか3名。
女子高の中でぽつんと勉強する。
そんなイメージだったのです。

フィリピンの大学はすべて英語で行われます。
さすがに大学の授業は高校の延長のような内容でしたが、
私としては割り切ることにしたのです。

「英語をマスターしよう!」

語学学校に行っているのだと思ったとたん、気が楽になりました。

クラスメートはかわいい女子高生(失礼!)、
授業の内容のレベルは低いものの、あらゆる科目が英語なので、
英語は猛烈に勉強しなくてはなりません。

休み時間・昼食の時間は、
クラスメートが珍しい日本人留学生に、
機関銃のように質問を投げかけてきます。
これも会話の練習。

下宿先は、3世代20人とお手伝いさん・運転手・走り使いが多数いる
福建省出身の華僑の家庭。

親日的一家で、夕食後は家族が集まっての質問会。

英語が急激に上手になれたのは当然で、最高の環境だったわけです。

フィリピン英語ばかにするなかれ、
フィリピンなまりを消せば立派な英語だと世界で通用しています。

現在、フィリピンの語学学校には大量の韓国人留学生が来ており、
語学学校ビジネスは大流行だそうです。

また、下宿先の家族から紹介された多くの友人も華僑が多く、
いまだに付き合っている人もあり、
今後のフィリピンビジネスの展開に大いに役立つと考えています。


←前回記事へ

2007年7月13日(金)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ