中国株投資のプロによる長期見通し、IPO情報-ドラゴンの眼で見よ-杉 新悟

上海、深セン市場のオープン当初から
ずっと中国株にかかわってきた人の物の見方です

第272回
世界に休息はなし

ゆっくり過ごしたお盆休みも明けて
久々のお仕事で調子が出ない方も多いと思います。

先週末には大方の予想通り
中国当局が金利の引き上げを行いました。
その影響もあり月曜日には香港市場は下落しましたが、
翌日には反転しH株指数は
7000ポイントを回復しました。

現在中国には続々と海外からの資本が入ってきており、
中国国内の企業と合弁会社を設立しています。
中国国内は非常に広く単独で会社を設立しても営業網が伴わず、
営業活動が思うようにいかないことが多々あるためです。
しかし、こうした流れも少しずつ変化してきています。

北京市などの大都市圏では
外資系企業の単独出資が増えてきています。
これは上海市以外でも
外資系企業の攻めの進出が
本格化していることを示しています。

また、海外投資者による中国国内企業の買収や
合併に関する規定も発表されており、
外資を含めた中国国内でのM&Aの時代が始まっています。

まだまだ中国でのビジネスチャンスは始まったばかりです。
今から直接投資をする方も株式を通じて投資をする方も
乗り遅れているわけではありません。
行動を起こすことが肝心なのです。


前回の答えは、
部下を窮地に追い込み火事場の馬鹿力を引き出せば、
活路が開けると言う意味です。
厳しい世界で生き抜いてこそ成長するのです。
しかし、失敗してしまうと
取り返しのつかないことになってしまう恐れもありますので、
見極めが非常に大切です。

それでは今回は、
韓非子:古に虚諺なし

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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