中国株投資のプロによる長期見通し、IPO情報-ドラゴンの眼で見よ-杉 新悟

上海、深セン市場のオープン当初から
ずっと中国株にかかわってきた人の物の見方です

第248回
過剰は禁物

日本全国で雨が降り続いています。
沖縄ではあまりにも降り続いているため
地盤が緩み地すべりが起きているほどです。

株も香港や日本をはじめ、
一本調子で上がり過ぎたため、
上がるとき以上のスピードで下落してしまいました。

株の下落は私たちにとって、大きな痛手です。
降り過ぎ、上がり過ぎ、儲け過ぎなど、
何事にも行き過ぎは禁物のようです。

H株指数は昨日6000ポイントを回復しました。

中国の下落の一因である商品先物の下落、
わかりやすい指標では、
米国の金先物の価格が
急上昇する前の水準に戻ってきています。

株も急上昇する前の水準に戻ったと言えるでしょう。

また、世界同時株安の要因のひとつである
米国の金融政策を決定するFOMCは
今月の28日、29日です。

今月末までは、大きな動きがない限り、
今程度の水準で動くのではないかと思っています。

数年前のSARSや金融引き締めなどでも
中国株は下落しましたが、
その後は順調に上昇しました。

今回は外部の要因が大きいのですが、
中国株は急落の時こそが
一番投資するタイミングなのかもしれません。

では、前回の答えは
賢い兎は3つの穴を持っているという意味です。

ひとつの穴が使えなくなっても、
残りの2つの穴で対処できます。
私たちも2重3重の予防線を張りながら
行動しなければなりません。

では今回の宿題は
史記:
君子は交わり絶つも悪声を出ださず

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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