上海、深セン市場のオープン当初から
ずっと中国株にかかわってきた人の物の見方です

第235回
今年の方針

ここ数日、香港市場の中国関連銘柄が
売買停止をする銘柄が目立っています。

皆様もおなじみの銘柄では、
「中国アルミ」
「ブリリアンスチャイナ」
「湖南有色金属」
などです。

「中国アルミ H株 2600」は
株式の売出しを行う情報を
周知徹底させるため
売買停止になっていました。

「ブリリアンスチャイナ レッドチップ 1114」は
子会社の転換社債発行に関する
情報を周知徹底するために
売買停止になっていました。

そして、「湖南有色金属 H株 2626」は
まだ正式発表されていないようですが、
オーストラリアの会社との
合弁会社を作るという情報の
周知徹底のためのようです。

上記のほかにも、
今年の各企業の傾向として
事業の拡大をする企業が多くなっていると感じています。

もちろん、事業の拡大は
収益を上げるために必要なことです。

しかし、決算発表後の配当を見ても、
従来よりは配当性向を下げている銘柄を見かけます。

配当金が予想より低いなと感じた方も
いるのではないでしょうか。

今年の各企業の方針は
更なる設備投資や事業の拡大を行う傾向が強いようです。

私たちと同じように
企業も数年先を見て投資を行っているのです。

では前回の答えは
書物の内容を鵜呑みにするならば
書物などを読まない
方がいいという意味です。

肯定的な情報だけでなく、
批判的な情報も手に入れて
自らの頭でもう一度
考えて見るべきだと思います。

それでは今回は
老子:
人は流水に鑑みるなくして
止水に鑑みる

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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