上海、深セン市場のオープン当初から
ずっと中国株にかかわってきた人の物の見方です

第174回
昨年よりは・・・

秋も深まり、
冬が訪れようとしていますが、
紅葉も各地で見ごろを迎えています。
今年は例年より、少し遅めのようです。

中国株は12月が
本決算を迎える銘柄がほとんどですが、
今年も期待されているようです。

しかし、一部の銘柄は、
業績はいいのですが、
伸び率から見ると、
去年の決算からは、
伸び率が鈍化している銘柄も
見受けられるようです。

典型的な例の業種は、
電力設備関連です。
「東方電機 1072」や、
「ハルビンパワー 1133」の
株価の推移を見ていただくと、
納得していただけると思います。

例外として
「上海電気 2727」が挙げられます。
同社の売り上げ構成比率では、
電力設備が50%強であり、
同業他社と比べて、
伸び率の鈍化が目立たないこと。

また、大型の案件、
特に原子力発電所を
次々と手がけており、
今後も安定して、
業績が伸びると見られています。

たとえ、今期の業績の
伸び率が鈍化しても、
電力設備関連は、
今後も有望な業種であることは、
変わらないため、
下落している現在は
チャンスであると
言えるのではないでしょうか。

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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