上海、深セン市場のオープン当初から
ずっと中国株にかかわってきた人の物の見方です

第155回
元気な銘柄

香港市場は、
比較的小幅な動きになっており、
発表されるといわれているB株・H株の
重複上場企業の非流通株改革を
待っている状態です。

しかし、その中で
上場来高値を更新している銘柄がありますので
ご紹介いたします。

【紫金鉱業 H株 2899】

同社は主に金の採掘、精錬、
販売を行っています。
2003年12月に上場しており、
上場以来2年連続して、
10割無償を行っている
H株としては非常に珍しい銘柄です。

現在、皆様もご存知の通り
世界の金価格が上昇しています。
17年ぶりの高値を更新しており、
まだ高くなるとも言われています。
この金価格の上昇を背景に、
同社の収益が向上するとの期待から
買いが入っているようです。

昨日は2回の10割無償後の
高値を更新しており、
高値2.625香港ドル。
終値ベースでも高値である
2.575香港ドルとなっています。

【上海電気 H株 2727】

同社は、主に発電設備を扱っており、
そのほかにもエレベーター事業、
ディーゼルエンジン事業、
環境プラント事業などを扱っています。

今年4月末に上場したばかりの銘柄ですが、
堅調な動きをしています。
昨日は上場来高値である
2.775香港ドルで終わっています。

同社の株価が急上昇している材料は
今のところ確認できていませんが、
発電設備メーカーの収益が非常に良いこと、
他の発電設備メーカーと比べて、
買いやすい値段であること、
なども一因ではないかと思います。

上記の2社が直近で
さらに上昇するかはわかりませんが、
勝ち馬に乗ることも
ひとつの投資方法です。

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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