上海、深セン市場のオープン当初から
ずっと中国株にかかわってきた人の物の見方です

第121回
一年に一度会える日

まず、7月7日、ロンドンで起きた
同時多発テロ犠牲者の
ご冥福をお祈り申し上げます。

7月7日は七夕です。
日本古来の豊作を祖霊に祈る祭と
中国から伝来したお話が習合して
今の七夕になったと言われています。
皆様もご存知のお話で、
7月7日だけ会うことが許されています。

さて、7月6日から8日まで
英国のグレンイーグルズで
第31回主要国首脳会議
(グレンイーグルズ・サミット)が
開かれています。
サミットとは1975年に
フランスの提唱で始まり、
一年に一度開催され、
主に政治や経済問題について協議されます。

今回の主要議題は
アフリカ貧困問題や原油価格の高騰、
そして気候変動問題などです。
そして、もちろん人民元改革問題も
話し合われています。
サミットで主要国以外の一国の問題が
議題に挙がることは珍しいことであり、
各国の関心の高さが伺えます。

今回のサミットで
人民元改革が進むとは限りませんが、
何らかの方向性が出されるのではないかと思います。
また、気候変動問題は、
中国も深くかかわっています。

地球温暖化が進み、
二酸化炭素排出量が
飛躍的に伸びている中国は
積極的にこの問題に
取り組まないといけません。

かつて日本も、高度経済成長期に
急速に工業化が進み、
公害問題が深刻になりました。
そして、オイルショック時には
石油エネルギーなどが不足し
問題となりました。
こうした経験を踏まえ、
日本は省エネ大国にもなったのです。

今後、中国も同じ問題を抱えるでしょう。
そうすると、自ずと何が必要なものか
わかってくると思います。

一年に一度のサミット。
参加国はどのような成果を
持って帰ってくるのでしょうか。

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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