第177回
儲かる骨董−実行編
10、やってみよう!骨董投資???
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古九谷より美しい源内焼鳳凰文盤
(径41.9cm)
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さて、この道30年の僕がやっている
一つの具体的な商品の例を挙げてみよう。
このコラムにはいろいろな方がアクセスしていただいているが、
「中でもどんなものがこれから有利ですか?」と言う質問が多い。
迷惑をかけても申し訳ないので
その都度積極的な答えは出していない。
これからもその線で行きます。
ここでは僕自身の考えを述べておこう。
僕は骨董の中でも陶器が専門で
特に下記の4つのジャンルを長年取り扱っている。
1、日本美術の中における源内焼、
2、東南アジアの古美術
3、朝鮮古陶磁
4、中国古陶磁
この4つの中から源内焼を説明してみよう。
この作品はつい近年まで、誰も追いかけていなかったものだ。
しかし、5年ほど前から僕は積極的に買い続けている。
その為もあってかマーケットがいささか活気付いてきた。
かつては高松を中心に四国出身の人たちが
地元の焼き物ということでコレクションしていた。
2003年〜2004年度に『源内焼展』や『平賀源内展』が
全国規模で展開された為、大きく変わってきた。
地元の焼き物がナショナルブランドに育ちつつある。
また、源内焼のネームバリューは抜群で、
作品のレベルも非常に高い。
それに作品数があまり多くない。
江戸中期を少し下るくらいで、200〜250年くらい経ている。
美術品としては十分成長する要素を持っている。
江戸後期美術がまさに花開いていた頃のことで
浮世絵などに見られるように、
今欧米からはこの時代の美術品が注目されている。
しかし、焼き物としては伊万里や九谷のような
メジャーな作品と比べ、研究書や参考資料が殆どなかった。
これも最近クリアーされ
素晴らしい図録や出版物が発刊されていている。
有望な源内焼であっても何を買ってよいというわけではない。
このジャンルの中で誰もが欲しがる作品の種類が幾つかある。
1、 地図皿
2、 大型の抜けのよいもの
3、 印のあるもの(瞬民、志度瞬民、民など)
4、 多彩釉(3〜4彩、出来れば黒・藍などの色があるもの)
5、 擦れなどがなく、壊れていない完全なもの
などの条件があります。
良い条件のものを選べば少々高く買っても
いつかきっと値上がりすると思います。
前記した表によれば、骨董はボツボツ値上がりの時期に
入っているように思われるからです。
あくまでも自己責任で頑張ってください。
失敗しても知らないよ。
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