ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第101回
「甘いもの」には要注意!

「いのちの手帖」には、
マクロビオティック玄米菜食法に関する
興味深いエッセイが逐次、掲載されていますが、
僕の食事療法の師である、食箋指導者の山村慎一郎さんも、
「いのちの手帖」第5号に寄稿されています。
こちらは、まさに「食は薬より勝る」
「食は運命を変える」という話ですから、
ぜひ参考にしてください。

               *

●自然治癒力を邪魔するのは「おいしいもの」と「甘いもの」

盛岡のある女子高校のバレー部で
時々食べ物のお話をさせて頂いています。(略)
スポーツクラブですから練習はきついし、
特に試合が近づいてくるとよりハードになるので、
けがをする子が増えるのだそうです。(略)

怪我をしても早く治る場合と、
傷口が化膿したりしてなかなか治らない時がありますね。
この差は何でしょう?よく考えてみましょう。
偶然?それとも体質?もし体質だとしたら、
それは変えられないもの? 
ここでひとつの例をお話ししました。
柔道部の男の子とスイミングクラブの
インストラクターのお話です。

柔道部で活躍していたA君は、力の結果なんとか
努中体連に出場できるまで強くなることができました。
ところが彼の致命傷は怪我でした。(略)

今回は中学最後の試合。
なんとか怪我をしないようにしたい、
仮に怪我をしても早く治るような方法はないものだろうか?
お母さんからこのような相談を受けました。
食べ物には体を冷やしてゆるめる働きのものと、
体を温めて縮める働きを持つ食べ物があることをお話ししました。
体を冷やすものを食べたり飲んだりしていると、
筋肉が冷えて硬くなり腱や筋の断裂を起こしやすくなること、
甘いものは集中力をなくして怪我をしやすくし、
体温も下げるので治りにくくなることをお話ししました。

彼はまったく信じてくれませんでしたが、
試合に出たい一心で渋々実行してくれました。
柔道というのは畳でこすって傷を作り安いのだそうです。
これが化膿してなかなか治らなかったのですが、
甘いお菓子、ジュース、甘い果物を制限してからは、
あっという間に治るようになり、
とうとう念願の中体連に出場できたのです。

もう1人はスイミングクラブの男性インストラクター。(略)
人は誰でも自分で治すという
「自然治癒力」というものを持っている。
それを邪魔するのは「おいしいもの、甘いもの」なんだよ、
と高校生に話したわけです。

もう1つ甘い食べ物や飲み物はゆるめる働きを持っています。
こういうものは、何かを成し遂げたとき、
集中を解きたいときだけにしよう。
体が冷えると、生理痛や頭痛など痛みが出るし、
便もうまく出なくなる、
甘いものはカルシウムをどんどん使うので
気持ちが不安定になりやすくなる、
縮める力が少なくなるので陣痛が長くなる、
子供が夜泣きをする、などいろいろ嫌なことが起きるよ。
集中して何かを成し遂げたいときは塩気をとろう、
やりたいことが終わったら甘いものや果物、
大人ならお酒を飲んでリラックスしよう!

この2つの力を自由自在に使えると人生が変わるよ!
と言うお話をしました。
縮める力を持つ食べ物を「陽」、
拡げる力を持つ食べ物を「陰」といいますが、
この2つの力をコントロールすることができれば、
私たちは運命を確実に変えることができると
思っています。(以下略)

               *

どうです?山村さんの話はなかなか含蓄が深いと思いませんか?

なお、「いのちの手帖」は直販雑誌ですので、
書店では売っていません。
問い合わせは お願いします。


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2009年2月25日(水)

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