皆さま、はじめまして。
私たちは邱公館食品(雲南)の
コーヒー農園と加工場の管理をしている
田代正樹・田代司と申します。
邱先生から素敵な機会をいただきまして、
今回から毎週水曜日、
こちらでコラムを書かせていただくことになりました。
よろしくお願いいたします。
「むかし、むかしあるところにおじいさんとおばあさんが・・・」
私たちの住むコーヒー加工場のまわりは
まさにこんな感じの風景です。
日の出とともに竹かごを背負った農家は畑に通います。
農作業はすべて鍬一本、水牛は水田を耕します。
村人の住居は泥レンガ、にわとり、豚、牛などの
家畜を飼っています。
薪で火をおこし、ごはんを作ります。
ここでの生活は、2008年4月に始まりました。
あっという間に、1年半が立ち、
今はコーヒー畑に囲まれた地元の幼稚園に通う3歳の娘と
3人で暮らしています。
私たちの特徴は根っからの農業好き。
でも生まれも育ちも違います。
方や田舎育ち、方や都会育ち。
夫婦げんかもよくします。
原因は作物の栽培計画や病害虫対策の話、いつも真剣です。
これから、私たちが手がけるコーヒーの魅力と同時に、
ここでの生活・食文化など、
雲南の魅力もお伝えしていけたらと思います。
次回は、私たちが農業の道を選んだ理由です。
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