オリンピックの開幕式？
一部の噂（あくまで噂）では開幕式では
過激グループによる襲撃があるだの
期間中の犯行を示唆するビデオが出回るなど
オリンピックを、
いや、中国をよく思っていない人達からの情報が流ていましたね。
オリンピックとは平和の祭典のはずなのですが。。。
おかしな世界ですね。。

生まれてからのこれまで、
テレビでしかオリンピックを見た事が無く、
実際にオリンピックが有ろうが無かろうが、
実際に自分の生活にそれほど影響するものでありませんでしたが、
オリンピック開催地で初めて迎えるオリンピックは
私自身にとって、そしてマネージャーを任されている
イタリアンレストラン　IL　MILIONEのお店にとっても
このオリンピックが始まるまでの数ヶ月間、
オリンピック前による各行政局からの外出規制、レストラン規制、
交通規制が一層厳しくなるばかりで、
本当にうんざりしていました。

なにかと
「オリンピックに向けて○○を改善しなさい」
「オリンピックが始まるまでに○○は禁止」
「オリンピック期間中は○○はこうです」
改めて「あぁ〜ホントにオリンピックが北京で開催されるんだなぁ」
という感覚に陥りました。
それでいて、どういった形で文頭で書いたような
ことが起きてしまうのか。と戦々恐々としてました。

そんなものはどこ吹く風。
2008年８月８日午後８時いよいよ始まりました。
中国での開幕式の視聴率、知ってましたか？
98％だったみたいです！！！
ウソつけー！と思いながらも、
当日はHIQのコラムでもおなじみの
荒木さん・上田尾さん・小松さんらと一緒に
私たちもその98％という視聴率に貢献してTVにかじりつきでした。

開幕式中、各国の選手団の入場があるのは皆さんもご存知ですよね。
日本の入場シーンに感動すら覚えましたが、
それよりも更に感動したのは
最後に現れた中国人選手団の入場です。
その感動のシーンとは、一つは選手団の多さ、
そして一つは観客のボルテージの騰がりかた、
僕の予想していた盛り上がり方を遥かに上回る、
中国人観客の団結力は圧巻でした。

本当の所いうと、開幕式はおろか、
どの競技にも行くつもりは無かったのですが
開幕式の感動を目の当たりにしてしまったら、
この先そう何回もオリンピックを見れるわけではないんだから
折角なら！
という気持ちが芽生えて来ました。

次回の８月27日のコラムは
「行って来ました。初めて見たオリンピック！」編で
お送りいたします。