先日は労働ビザの更新がありました。
最近、ビザの発給の審査が厳しくなっており、
私の労働ビザの更新は問題ありませんでしたが、
新規だと家族でもビザが下りないようなケースもあるようです。
事の発端は、5月に外国人による中国人女性暴行事件でした。
それから現在、不良外国人の摘発運動が強化されています。
「三非」といいうスローガンを立ち上げ、
いわゆる非法入国、非法滞在、非法労働を取り締るものです。
私などはアジア系の外見なので、街を歩いていても、
職務質問されたり、パスポートの提示を求められたりしませんが、
私の友人のロシア人夫妻は外国人にしかみえないので、
道を歩いているだけでも、
よく警察に職務質問されるとぼやいていました。
北京のロシア人街を歩いていた旦那さん。
彼は中国で物流会社を経営している、しっかりした方ですが、
突然警察にパスポートの提示を求められ、持参してなかった為、
警察が家までついてきたそうです。
パスポートを見せて、事なきをえたかと思うと、
「犬の鳴き声が聞こえる。」、
「犬の登録書を見せろ!」と言われ、
登録書がなかったので、その場で罰金を支払った、
という話がありました。
外国人の中国での言動が注目される中、
あるプロのビリヤード選手が記者会見場で
タバコを吸いながら放った言葉が私には印象的でした。
「何故記者会見でタバコを吸うかって?
中国ではどこでもタバコが吸えるのが当たり前だろ。」
こんなやり取りだったと記憶しています。
日本ではNGだが中国では許されるかな、
と判断してしまう事は心当たりがあります。
信号無視、ゴミのポイ捨てなどなど。
これには、信号を守っていたら、道路を渡れなかったこと。
ゴミばかりの道路だと、ゴミを1つ増やしても
問題ないだろうと考えてしまうことが理由です。
この選手も外国人だけ何故にお行儀よくしないといけないのか?
と訴えたかったのだと思います。
欧米の人は、一見して外国人とばれるのでお気の毒ですが、
中国に限らず海外で働く場合、
その国に何かしら役に立たないと歓迎されません。
その国に染まって、開き直るのは勝手ですが、
素養のなさが見透かされてしまいます。
特にここ最近の中国では、外国人の言動はかなり観察されています。
これは注意しないといけないな、と思った外国人醜聞ニュースでした。
絶世の活動情報 : www.zessei.com
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