5月1日は中国も労働節でお休みでした。
AUTO SHOW 2012北京を見学して来ました。
大変な混雑ぶりで、展覧会場まで地下鉄が開通したので、
地下鉄で向かったのですがこれが大間違い。
現地まで乗り換えが2回必要だったのですが、
下車駅から目的の路線までの道が人・人・人。
到着前にげんなりしてしまいました。
地下鉄内の広告は全てトヨタで占められていて、
巨大イベントを電車内から盛り上げており、
社内の人は混雑にもめげず意気揚々です。
世界最大の自動車市場規模の中国だけあって会場面積も世界一。
ざっと展示スペースを数えただけで83ブースもありました。
まず驚いたのが、中国自動車メーカーの多さ。
半分ほどが中国メーカーのブースでした。
中国の自動車ブランドのロゴは、
海外ブランドを模倣したような感じのものが多く、
国籍不明な車がよく走っているのですが、
今回は全てのブランドの国籍を確かめることが出来ました。
車オンチな私ですが、MGという車がよく走っています。
価格が安い割にブランド感があるな、と思っていたのですが、
展示では「1924年からの歴史」と銘打ってあり、
イギリスのユニオンジャックが展示されていました。
上海の会社がイギリスのブランドを買い取ったものだったのですね。
次に眼を引いたのがコンパニオンの多さ。
美人さんの前にはカメラ小僧が集結しており、
なかには腕を組んで記念撮影している人もいました。
後日、中国の新聞には
「中国自動車業界の未成熟さが露呈」という記事を見つけました。
「露出の多いモデルで人を集める中国ブランド。
一方、日本メーカーは主要車種に絞り、
技術、コンセプトを披露」と。
日本の自動車メーカーは、
中国市場に並々ならぬ注目と投資をしており、
展示スペースもかなりの部分を占めていました。
トヨタはコンパニオンの数は少なく、
鉄腕アトムがお出迎えして、ハイブリッド自動車、
家庭や公共の場で充電できる未来構想等を紹介していました。
1回の充電で100キロ走る車の紹介がありましたが、
私は電動バイクに乗って通勤しているのですが、
一回の充電で50キロです。
ガソリンと比べてかなりリーゾナブルですし、
都市部の生活範囲内であれば、
100キロもあれば十分にストレスないと感じました。
写真映えしたのは中国のコンパニオン。
記憶に残ったのは未来の自動車、
というモーターショーでした。
絶世の活動情報 : www.zessei.com
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