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208.淘汰されず発展する小売業

私たち絶世健美の2011年も終わり一年を振り返っていました。
わたし達は漢方化粧品・健康サプリメントを
主にインターネットを通じて販売しています。
販売は去年と横ばいでしたが、漢方生薬のコスト上昇により、
商品によっては30%もコストがアップしてしまい、
利益を圧迫しました。

中国の上昇する人件費や物価に
どのように対応するかがどの企業も直面している課題です。
先月は、中国がWTOに加盟してから
ちょうど10年という節目でした。

中国がWTOに加入して10年を経ても、
レアメタルや著作権無視など色々摩擦はありますが、
「中国の小売り企業は淘汰されることなく、発展拡大した」
ということを各メディアが報じています。
小売市場の販売額はこの10年で4.3倍に拡大しましたが、
大手100社の占有率は10.6%程というデーターがあります。
先進国ではもっと寡占が進んでいると思いますが、
「淘汰されることなく」の言葉通り、
中国の小売りは未だ未だ寡占化がすすんでおらず、
チャンスがあるのですね。

中国市場に初めて進出した外国の小売りは
あのヤオハンでそれが1992年のこと。
1992年に1社だった外資が入った小売り企業は
現在では5万社。
今迄順調に発展してきた会社も
これからさらに現在は人件費の高騰、コスト上昇など
様々な変化が待ち構えています。

美容・健康に携わるわたし達のマーケットは
まだまだこれからだと思います。
中国人は日本人と同じようにブランドに弱いですが、
ここまで物があふれてくると、
ブランド物だけが流行し、
其の他がそれを模倣するというところから
価値観が多様化して、
実用的なものにより目がゆくのではないかと思います。
わたし達の漢方商品は健康へのこだわりの強い人向けですから、
これからが勝負だと思います。

絶世の活動情報 : www.zessei.com


2012年1月6日

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