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144. 王先生を囲む会メモ〜自分を大切に(1)

10月9日に行われた「王振国先生を囲む会」には
王先生を一目みようと全国から60人余りの方にお集まり頂き、
大変有意義な会になりました。

王先生の講義タイトルは「自分を大切に!」でした。

〜講義メモはじまり〜

多くの人が経済的成功や名誉、愛情をえるために
健康を犠牲にしています。
それで財産を得ることは出来るかもしれませんが、
生命をお金で買うことはできません。
中国のエリートの平均寿命は56歳程度と言われています。
先日200億元の売上規模の会社社長が癌で入院しに来ました。
年齢は55歳でしたが、余命1週間の状況でした。
彼は具合が悪いのを知っていたそうですが、
忙しいので検査を怠っていたのです。

日常生活のなかで自分を大切にしてあげて下さい。
そして出来れば、
他人にまで気をかけてあげられるようになって下さい。

私はというと、実は先ほどの飛行機で羽田空港に到着して、
そのままみなさんに会いに来ました。
この後も打ち合わせや明日の講演が控えており、
明後日には帰らなくてはいけません。
私は医師のなかではかなり忙しいほうだと思います。
一般的に20人くらい診ると忙しいと言われるそうですが、
わたしは毎日100人の患者さんを診察しています。
中国に4箇所病院を構えていますから、
移動の飛行機のなかで睡眠時間を確保することも
珍しくありません。

わたしは今年57歳になります。
でも、気持ちは37歳位のままです。
疲れるどころか、若い頃の気持ちで毎日楽しく暮らしています。
気持ちを若く保つ。これが健康長寿の秘訣です。

ここにあげる健康人の基準を参考にしてみて下さい。

1−心理的障害がないこと。(心の状態が健康を左右します。)
2−生理機能に異常がないこと。
3−道徳的に欠点がないこと。
4−生活にストレスがないこと。

貴方は健康でしょうか?
健康第一、成功や名声は第二、と考えられる人は賢者です。

では、どうやって健康で長く生きられるのでしょうか?
胚胎の性質から人間は120〜150歳まで
生きることが出来るといわれています。
現実には、ざっくりと中国人は平均70歳ほど、
日本人は80歳ほどです。
養生の方法次第ではもっと長生きすることが出来るのです。

まず、人間を取り囲む自然環境に上手く対応しましょう。
四季それぞれに養生方法があります。

季節は秋になりましたが、気温が下がり寒い風が吹きますね。
関節炎になりやすいので、寒さに気をつけなければなりません。
更に、気を整えて、経絡の流れをよくすることが大切です。
もう少しすると冬ですが、
冬は寒さと上手く付き合わなければなりません。
寒い季節には身体を温めるナツメを多めに食し、
夜は25gの生姜を入れた足湯をするとよいでしょう。


<来週に続く>
絶世の活動情報 : www.zessei.com


2010年10月22日

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