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110.「うつ病」と代替療法 その1

私が最近、一番しあわせを感じたことをお話します。

2ヶ月ほど前に、タイのバンコクに住む
日本人のHさん(仮称・50代男性)からメールを頂きました。

「私は1994年からうつ病になり、眠れず、
朝の定時に起きることが出来ません。
仕事も休職を繰り返して、その後仕事を失いました。
今は、日本から障害者年金を受けながらバンコクで生活しています。
今回は、御社で扱っている王振国先生の商品は
こうした症状に効き目はないか伺いたくてメールしました。」

少なくとも私たち絶世健美が扱っている商品のなかに
そういう効果をうたっているものはありません。
そこで、Hさんと何度かメールのやり取りをした後、
王振国先生に相談しました。
王先生は診察で忙しそうな雰囲気のなか、即答で
「康美に加えて、もうひとつの薬を送るから、それを試しましょう。
もしその方が北京で来られるなら、
入院してもらうのが一番よいのだがね」
というお返事を頂きました。

Hさんにご案内すると直ぐに返事が来ました。
「実は、大学の先輩がやっている会社で
一緒に仕事しようと声をかけてもらいました。
しかしまだうつ病の症状としておこる
睡眠覚醒リズム障害があるままで、朝起きることができないのです。
この先が心配です。
そのお薬をぜひ試してみたいと思います。
これから日本に帰るので日本の住所に送って下さい。」

もちろん最初は
「うつ病は精神の病だから、
いくら王振国先生の漢方が優れているといっても
果たして治るものだろうか?」
と思いました。
しかし
「漢方ドリンクで思いもよらぬ例(第95回)もあったし、
可能性はきっとあるだろう」
ということで、
Hさんと同じ船にのった気分で王振国病院からのお薬をまち、
サプリメントと一緒に日本に発送したのでした。

それから数週間してから、Hさんからメールが届きました。
「X県に到着して、次の日から出勤しました。
今日で2日目ですが、
この2日は朝の7時過ぎに起きることができました。
昼間の眠気もありません。この2日なんとかやっています。
このまま大丈夫だといいですが・・・。」

<つづく>
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2010年2月26日

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