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80.薬草売りの成金たち
邱グループの拠点がある成都に行って参りました。
三国志の蜀の国やパンダでおなじみの成都ですが、
中国で三番目に大きい薬草市場も見逃せないスポットです。
市内から車で40分ほどの薬草市場まで足を延ばしてきました。
さっそく、お目当ての品々を物色。
薬局にある生薬の五分の一程度の値段で、とてもお買い得なので、
薬草スープにする自分用の薬草や、会社で使うサンプル品など、
嬉しくて持ちきれないほど買ってしまいました。
薬草市場には熊の手やら蛇やら鹿の角やら
数々の生薬がありますが、成都といえば「冬虫夏草」です。
冬虫夏草はガの幼虫に寄生する菌なのですが、
主に西蔵(チベット)の高い山々で採集され、
チベット人達が山ほど抱えて成都まで行商にくるため、
成都には冬虫夏草が多くあつまるのです。
免疫力を高め、滋養強壮の効能があるので、
珍重され高値で取引されます。
写真の女性は冬虫夏草を選別しているところですが、
このまとまりをすべて売ったら数百万円になるでしょう。
この方は貧しい農家で育ったそうなのですが、
家族で何年もかけて安い薬を売って資金をため、
今では冬虫夏草を仕入れる事ができるようになって、
収入が倍増したと話してくれました。
10年以上冬虫夏草のスープを飲んでいるこの方も
エネルギーが溢れていて、何年も風邪を引いていないそうです。

冬虫夏草はわが絶世健美の「康美」と
「絶世美人営養クリーム」にも含まれていて、
特に親近感のある漢方なので、
少しばかり買い求めてきました。
北京の薬局で買うと1gで200元もして手が出せないのですが、
生薬市場では1g30元で買うことが出来ました。
アメリカ発の経済不況の煽りを受ける前の2007年には
1kg7万元(100万円ほど)だったそうですから、
いかに珍重されているかがわかります。
私も冬虫夏草にあやかり、
健康でエネルギー溢れる生活を送りたいものです。

<つづく>
絶世の活動情報 : www.zessei.com


2009年7月31日

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