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69.海外で活躍する日本人
北京の三全公寓にいますと、邱先生を訪ねて
日本の経営者の方がしばしばいらっしゃいます。
時折、わたしにもお話させて頂く機会が恵ってくるのですが、
意外と70、80歳を超える方が多いこと。
意思決定者として後からいらっしゃるのではなく、
若い人に「ぼやぼやしてるな~」とばかりに、
先陣を切っていらしているのです。
こうした方が新しい時代を創っていのを見るにつけ、
「自分は此れほどの挑戦しているかな?」と反省しきりです。

日本で活躍されているのに。
同年代の人は引退しているのに。
跡継ぎの人もいるのに。
どうして自ら新しいことをするのだろうと、
その理由を色々考えてしまいます。
色々理由はあるのでしょうが、
「楽しんでいる」というのが基本にあると感じます。
天職を全うするなかで中国にたどりついて、
ワクワクしているという雰囲気をお持ちです。
それに中国の発展のうえで必要なサービスや技術をお持ちなので、
中国でも、個人として尊敬されていらっしゃいます。

わたしたち絶世健美はというと・・。
ここのところは、台湾市場進出に挑戦中です。
といっても、台湾での足がかりを得たばかりです。

まず、台湾のパートナーの方から「聞陸色変」
という言葉を教わりました。
「大陸のものと聞くと顔色が変わる」という意味だそうで、
例の牛乳へのメラミン混入事件のあと、
台湾ではこうした状況が続いています。
わたし達の商品「絶世美人化粧品」の資料も
大陸で使われている「簡体字」ではなくて
「繁体字」にして欲しいという徹底ぶりでした。

わたし達は漢方研究の権威・王振国教授と手を組んでいる、
日中タッグの企業なので、「聞陸色変」に
正面からぶつかる訳ではありませんが、
こうしたご時世ですから、
ますますわたし達日本人の出番が多くなりそうです。

三全公寓を訪れる日本の大先輩のように、
こうした自分達の出番を楽しみながら、
日本人に期待されている「職人気質」や
「サービス精神」に応えながら、
なんとか形にしたいと希望と情熱を燃やしています。

<つづく>
絶世の活動情報 : www.zessei.com


2009年5月15日

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