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47.ネットショッピングで得した!!

先日の北京はいきなりマイナス6度を記録しまして、
思わずその日に防寒用の靴下やタイツを新調してしまいました。
日本も寒い季節になりますが、
みなさまもお体に気をつけて下さいね!

ところで、私はインターネットで買い物をするのが大好きです。
中国もインターネットショッピングの環境は悪くありません。
わたしたち絶世健美もインターネットがあるおかげで、
中国のみならず全世界から注文を受け付けることができます。

つい先日ですが、インターネットで
中国某ブランドのフリースベストを買いました。
デパートで500元(7,500円程度)で販売していて、
これはいいなぁと思っていたんですが、
偶然知人が同じのを着ていたんです。

わたしが「500元のやつでしょ、着心地はどうですか?」と聞くと、
彼は「500元で買おうとしてたの?僕は淘宝(たおばお)で
130元(2,000円程度)で買ったよ、いいでしょ!」と・・・。

「淘宝(たおばお)」というのは、「宝をさがす」という意味で、
中国のインターネットショッピングサイトなのです。
アジア最大規模と呼ばれています。
知人がまさに500元の宝を130元で見つけたのに
私は興奮してしまいました。

どうしてそんなことが可能なのかというと、
メーカーの販売戦略にあるようです。

あるブランドは中国に都市によって価格戦略が違います。
例えば、私が買った中国ブランドの元500元のフリース。
日本の某U社のフリースは中国で250元ですから、
このフリースは中国では高いほうです。
この商品は所得水準の高い大都市では値引きしないでも売れます。
しかし、所得の低い地方では在庫売り尽くしの為に
120元に値引きしてしまいます。
都市によって所得差が大きいため、
メーカーも価格戦略を変えざるをえないのです。
それを目聡い人が地方で買って、都市に流しているわけです。

中国全土にブランド展開すると、
直営店ばかりを出店させると莫大な投資が必要になりますから、
有名な欧米ブランドでもまず代理販売店に
販代理販売させるということがよくあります。
すると、現地代理店はブランドイメージより採算を重要して、
直営店ではやらないバーゲンをしたとか、
内装がチープだというのをよく聞きます。

北京は冬になって寒いせいか、街の人通りが減っていますが、
みんなインターネットでお宝探しをしているのでしょうか?

<つづく>
絶世の活動情報 : www.zessei.com


2008年12月12日

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