私はコラムで何回か告白しましたが、
数年前から食後の胃のムカつき、お腹の辺りの不快感といった症状があり、
解決策はないものか色々試しています。
その問題解決のヒントとなる情報を最近読んだ本から見つけましたので、
ご紹介したいと思います。
鶴見隆史先生が書いた、「酵素が病気にならない体をつくる!」という本です。
消化不良と大腸の関係
人の大腸には100兆〜400兆個の細菌が住みついていて、
「善玉菌(20%)」「悪玉菌(5%)」「日和見菌(75%)」の
3種類に大別できます。
善玉菌は腸の中を酸性に保って、体を有害菌から守り免疫力を高めます。
消化不良が起きると、消化されない食べ物が大腸の中で腐ってしまいます。
腐った食べ物をエサに悪玉菌の割合が増えます。
その悪玉菌がこぞって有害物質を出し、
有害物質の一部は大腸の壁から外に出されて血液を汚してしまいます。
「血液の汚れ」はガンや難病の原因につながってゆくのです。
鶴見先生は脳卒中やアレルギー、ぜんそくも消化不良が
関係していると書いています。
消化不良の九つの原因
1. 加熱食に偏った食生活をしている
第15回のコラムでも触れましたが、
生野菜や果物を取らないと、消化酵素が慢性的に足りなくなります。
2. 深夜に食事をする
3. 朝食をしっかり摂る習慣がある
4. 毎回の食事が多すぎる
鶴見先生が提唱する「酵素栄養学」では、
「消化器官の活動のリズム」から一日を三つの時間にわけています。
1.朝4時〜12時 排泄
2.12時〜20時 栄養補給と消化
3.20時〜4時 吸収と代謝
上記のリズムと食生活の関係を、仕事が忙しいA部長を例に説明したいと思います。
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A部長は日中、営業先で部下のフォローに大忙し、
会社に帰ってからも社内で溜まった問題の処理におわれ、
夕飯を食べるまもなく夜10時まで残業。
会社帰りに部下と居酒屋に立ち寄り、美味しいビールで乾杯。
すぐに帰るつもりが、話が盛り上がり、締めのラーメンまでついつい…
この晩のA部長の体内は、大量の食べ物を「消化」することに追われます。
遅い時間に食べ物が運ばれてきた為、消化器官も本来の力を発揮できず
消化不良になってしまいました。
悪いことに、「栄養吸収と新陳代謝」のゴールデンタイムに、
食べ物は栄養素に分解されてないため、
外出時に日焼けした肌は新陳代謝がされず、A部長の顔にはシミが残り、
身体も慢性的に調子が悪いようです。
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食事をする時間を規則正しく守る。
食事はついつい後回しにしがちですが、
消化不良のリスクを考えたら、すぐ実行するしかありませんね!
しっかりと食べたものは消化して、栄養を吸収、新陳代謝に繋げたいものです。
消化不良の九つの原因、残りは是非本を読んでみてください。
<つづく>
絶世の活動情報 : www.zessei.com
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