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277.話半分でいいじゃない

私はしょっちゅう大口を叩きます。
ラッパを吹くにももうちょっと小さい音で吹けばいいのに
大きな音を出します。

できなかったら結構恥ずかしいものです。
いや、実は相当恥ずかしいんです。
けどもそれでもしゃべっちゃいます。

不言実行の方がしぶくて格好良くて、
粋なのもわかっていますが、
あえて有言実行の道を歩みます。

それには、こんな理由があります。

言葉を発することで新しい世界が出来ていくと信じています。
言霊という言葉があるように、
魂が言葉というビークルにのって、
人に伝わり人を動かしていきます。

目標がなければ絶対に達成がないように、
スピークアウトした言葉がなければ
絶対に具現化しないのです。

今後10年で1000億円の売上を創ります。
と、いわなければ、
絶対に従業員はそれを自分から目指すことはありません。
それは、自分の中に
そういう壮大な夢や目標がないからです。
でもリーダーと呼ばれる人間はそういう壮大さや信念が必要です。

夢物語のようでも、自分が社長になりたいって言わない人は、
絶対なりません。
私は一人の幼稚な子供でしたが、
20歳の時に社長になりたいです、
と自分と周りにスピークアウトするところから
12年かかって社長になりました。
(まあ、社長が言い訳ではないことは付け加えておきますが)

たくさんに人を引き連れて
世の中というフィールドを走り抜ける
リーダー役をやってるんだから、
人が聞いて心震える夢ぐらい語った方がいいと思うんです。

いいじゃないですか、
仮にその壮大な夢の半分しかできなくっても、
1000億円の半分の500億ならまずまず立派じゃないですか。

何が恥ずかしいですか、壮大な話の話半分で。

そう思いません?


2012年7月23日(月)

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