トップページ > 成功の都「成都」からの便り > バックナンバー

   毎週月曜日更新

240.過ごす時間が人生をつくる

ある日曜日の昼下がり、
私は誰もいない部屋の中でお腹を空かして
食べるものを考えていました。
 
そしてここ最近ではほとんどなかった完全な自分だけの週末を
どう過ごそうかと思いをめぐらしていました。
 
ふと、数週間前人に聞いた話を思い出しました。
 
「アメリカ人の体は、ほとんどトウモロコシらしい。」
 
それは、人間の体は自分が普段口にしている食物から構成される
というしごく当たり前の話だったんですが、当たり前でないのは、
牛肉をたくさん食べていれば、
じゃあ、DNAレベルで牛肉がたくさん 検出されるか
と言うとそうではなくて、その牛肉が何を食べてきたか?
が影響する。
つまり、牛の主要な食事はトウモロコシですから、
結局のところ牛をたくさん食べる人間のDNAに
影響を及ぼすのもトウモロコシということです。 
 
そんなことを思い出しながら、ふと頭をよぎったのは
 
「食べ物が体を作る」
「考えることが頭を作る」
「過ごす時間が人生を作る」
 
ということでした。 
 
今日の最大のポイントは、
3つ目の過ごす時間が人生を作る。というところです。
 
私を含めて人は結構適当な時間の使い方をするものです。
朝起きて、だらだらしたり、
会社に着いてすぐにPCを開けてニュースを見ることから始めたり。
人によっては、漫画をよんじゃったり。
(上記の行為を「悪」といっているわけではないです。)
 
しかし、こうした小さな時間の積み上がりを
総じて人生(=人が生きた証)と呼ぶわけですから、
時間の使い方というか、人生を構成する時間というパーツに
本当にその時間を当てはめて良いかどうかを
都度真剣に考えなければならないな、と思ったわけです。


2011年11月7日(月)

<<前へ  次へ>>