| 私は、中国で事業をやってはいますが、オーナー経営者ではありません。
 従って、会社は私の私有物ではありませんが、大変ありがたいことに自由に経営を任せてもらっています。
 もちろん、オーナーシップの重要性はよく分かっていますが、オーナーシップを持つ小さな事業を営むより、
 オーナーシップがなくても
 自分が楽しめる仕事をやった方が多いに良い訳です。
 皆さんには開けっぴろげにお伝えしているとおり、私は1年目に資金ショートを起こし、
 普通の常識では倒産をしているはずでした。
 それがこうして、いまでも生きながらえているのは、やはり投資家の暖かいサポートがあったからです。
 一方で、事業をやる以上、それは自分の土俵です。かりに褌(ふんどし)が他人のものであっても、
 自分が相撲を取り、横綱になればいい訳です。
 勝てば自分が強くなり、自分の番付があがるのです。
 だから、
 どんな環境でも横綱になることが大切なのです。
 実は、「他人の褌で相撲を取ればいいんですよ」と言ったのは、私のお師匠その人です。
 その言葉を聞いて、お師匠の懐の深さと、一方で、
 (いい意味で)とことん自分のおかれた環境を利用しようと、
 しこを踏んでいます。
 そういう気概をもった人はどうぞ成都部屋の門をたたいてください。
 
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