先月の邱先生のコラム
(4017回『なんと間抜けの多いことか、株の世界でも』)
を読んだ方は多いとは思いますが、
いやはや、またもや考えさせられました。
少しだけ引用しますと、
「人間というくらいですから、人の一生は時間でできています。
芝居だって幕がひらいたら本番がはじまりますが、
幕の開く前に幕合いの時間があります。
人生はまさか幕合いもなく、休む時間もなく、
息もつかずに活劇が続くものではありません。
そうした余裕のない人を、日本語では「間抜け」と言います。
間抜けには本番しかないので、息をつく間がなく、
従ってうまく本番もつとまらないのです。」
とあります。これを読んで
「あー俺は間抜けかもしれない。」
と思った次第です。
自分でいうのはなんですが、私は物事に対して一生懸命な方です。
しかしながら、思えば結構張り詰めている事が多く、
中国に来てから少しは緩んだように思えるのですが、
それでもいつも緊張感を持っている方です。
逆にいうと年がら年中張り詰めているとも言えるわけで、
毎日が本番なわけです。
これでは確かに、
最も重要なときに最高のパフォーマンスがでるとは限りません。
ふっっと肩の力を抜いてやる必要があるな、
とこれまた真剣に考えている
自分にちょっと苦笑いをしています。(笑)
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