| 私は昨年から成都邱公館という食品会社を任されています。以前ご紹介したとおり、
 コーヒーの販売、ケーキパンの製造・販売をやっています。
 この会社をどう成長させるか大きな課題として日々考えています。 焼肉屋とコーヒーを中心とした食品会社を両立させるにあたってじょじょに人数が増え組織が大きくなり、
 私自身の業務量が拡大し、これはいかんとおもっているなか、
 先日全従業員ミーティングがありました。
 そこで私はこの会社をどんな風にしたいかを、一言でなんと皆に説明したらいいかと考えていました。
 私の答えは
 「中国でもっとも小さな大企業になろう」 というものでした。事業規模をむやみやたらに拡大することに
 あまり興味がなくなった話は前にも書きましたが、
 商売がおおきくなると組織、工場、設備、人の拡大が続き、
 それに応じて頭の痛い問題も次から次へとやってきますが、
 そんなことをくりかえしても、
 必ずしも人の幸せにつながるわけではありません。
 なるべく小さいコンパクトな会社組織で人や設備を拡大せず、大きな資産を保有せず、
 それでいてあっと驚くような売上規模を達成する。
 そんな虫のいいことを考え、この会社の成長の指針とすることにしました。
 「今、そんな馬鹿な話し。」と思わず声が出た読者の皆様。そっとごらんくださいまし。
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