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127. 問題は新しい可能性を切り開く

最近忙しいです。
私はその忙しい自分を客観的に観察して原因を見つめています。

忙しいという問題の見方に2つあります。
"そもそも"忙しくなる理由がある、
つまり、恒常的な忙しさを生み出すなんらかの原因があるのか、
"たまたま"忙しい、つまり短期的な現象なのか、ということです。

最近の私は、どうやら前者の
恒常的な忙しさである可能性があるなとみています。
だから、特に気をつけて自分の時間の流れを観察しています。

まあよく考えてみれば、忙しいのは当たり前なのですが。

焼肉屋の会社の経営とコーヒー屋の経営と、
時に人材派遣の仕事に首を突っ込み、
その一方で家にはとにかく早く帰ることに決めており、
夜8時からは日課である子供二人のお風呂入れを行っております。

思うのですが、忙し過ぎるというのも1つの問題現象なわけです。

で、問題が起きるたびに、
私は何かを試されているような気がします。
つまり、問題とは好ましくない状況のことをいうわけですが、
問題に直面するたびに
「何かを変える時期に来ているんだろうな」
という逆に好ましい状況を予期させるのです。

今回は、今まで1つの会社だけを見てきた自分が、
複数の会社を見る必要に迫られて、
新しいマネージメントのスタイルが求められている
サインだと思います。

問題は、自分を次のレベルにステップアップさせる
サインであることが多いものです。

そもそも問題は、自分のレベルにふさわしい問題しか起きません。
かつて邱先生が台湾で
数十億円レベルの問題で頭を痛めたことがあると仰ってましたが、
今の私に数十億レベルの問題は絶対に起きません。

それは、自分がまだそこに達していないからです。

問題は、自分のいまのレベルを映す鏡であり、
次の可能性の扉だと私は考えています。


2009年8月31日(月)

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