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21.ただひたすらに
上海に来て一年半になります。
振り返れば本当にあっという間です。

そもそも上海に来た理由は、もちろん邱先生のおかげです。
先生とお会いしていなければ、
広い世界を知る事が出来なかったと思います。

上海に来てから本当に多くの人と出会いました。
そして多くの友達ができて、
その友達のおかげで毎日をとてもたのしく過ごせました。
もし一人だったらきっといつまでも中国になじめず、
言葉も覚えず、毎日孤独だったと思います。

上司や同僚にも恵まれ、仕事のイロハや取り組み方を教えてもらい、
困ったときにはアドバイスをもらい、
時には自分たちの仕事を差し置いてまで手伝ってくださいました。
もし彼らがいなかったら多くのミスと
取り返しのつかない失敗を巻き起こしていたと思います。
仕事でも優秀なスタッフと出会うことができ、
皆働き者で自分以上にたくさんの仕事をしてくれました。
もし彼らがいなければ、自分はきっと簡単に騙され、
スタッフとの関係も
いつまでも信用出来なかったのではないかと思います。

自分の意思で上海にいくと決めた時、
両親は長男である自分を引き止めず、
やりたいことをやりなさいと言ってくれました。
家業のジュエリーデザイナーがあったにも関わらず
送り出してくれました。
また中国で暮らす事を案じて色々な物を送ってくれました。
おかげで僕はホームシックにもならず上海生活を送れています。

こうして考えると上海にいる1年半の間に
本当に多くの人々に支えてもらっています。
ただ、ただひたすらに感謝の気持ちでいっぱいです。
これからもあっという間に過ぎていく上海生活の中で今、
感謝の思いを皆様にお伝えしたいと思います。


2009年4月15日

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