■柳田洋・北京からの画像便り No.326
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爆竹・花火販売スタンド
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今週、中国は春節(ちゅんじえ、旧正月)の休みです。
毎年、春節になると中国の人たちは、盛大に爆竹を鳴らし、
花火を打ち上げて、前年の厄を落とします。
春節の前には人々が大量の「弾薬」を買い込むため、
街のそこここに写真のような
仮設の爆竹・花火販売スタンドができるのですが、
今年は私が住んでいるアパートメントの
すぐ隣りの川沿いに設営されました。
例年、この川の近くは爆竹を鳴らしたり、
花火を打ち上げたりしに来る人が多いです。
そうした人たちの爆竹や花火が販売スタンドの中の
大量の「弾薬」に引火して、大爆発を起こせば、
我が家も無事ではいられませんのでちょっと心配です。
今年は景気の減速で、
中国の人たちも収入が減っているはずですので、
爆竹や花火の買い控えが起こるのではないかと
思っていたのですが、さにあらず。
売れ行きは絶好調で、
1人で2000-3000元(26000-39000円)分
買っていく人もいるそうです。
中には親戚や友達から借金をしてまで、
爆竹や花火を買う人もいるそうです。
「不景気だから買い控え」という発想ではなくて、
「不景気だからこそ、盛大に爆竹を鳴らして
前年の厄を落としたい」ということなんですね。
撮影日:2009年1月21日(水)
撮影:柳田洋
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