北京市内の某ホテルにあった、
英蘭の石油メジャー・SHELLの
社内研修の案内版です。
この日は交渉技術や石油探査関係の研修が
行われたようです。
北京市内のホテルに行くと、
よくこうした欧米系の会社の社員研修の
案内版を見かけることがあります。
欧米系企業は給料の高さもさることながら、
社員研修制度が充実していることも
中国の学生の就職先として人気を集める
要因になっているようです。
一方の日系企業は、
日常の業務の中で社員のスキルアップを図る
OJT (On the Job Training)方式を
採っている会社が多いようですが、
中国の学生からの評価は今ひとつのようです。
日系企業のオヤジに言わせれば、
「会社は学校じゃねぇ！仕事はオレから盗め！」
ということなのでしょうが、
就職先を選ぶ際に重視することの中で
「自らを成長させてくれるかどうか」が上位に来る
中国の学生の目には、
社員研修制度が体系化されている欧米系企業の方が
魅力的に映るのかもしれません。

撮影日：2008年10月24日（金）
撮影：柳田洋