■柳田洋・北京からの画像便り No.305
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中文学習区
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オリンピック・パラリンピックの選手村の中にある
「中国語学習エリアはこちら」の看板です。
選手村の中には日本料理を含めた
460種類の各国料理を出す24時間営業のレストランから、
キリスト教やイスラム教の礼拝施設まで、
選手が生活する上でのありとあらゆる施設が
揃っているとは聞いていましたが、
中国語の勉強までできるようになっているんですね。
オリンピック・パラリンピックの選手が
選手村に滞在する期間は1週間ほどですので、
中国語を本格的に習得するというわけにはいきませんが、
すぐに使える簡単な単語などを教えてくれるのでしょう。
北京市はオリンピック・パラリンピックの開催が決まってから、
市民の英語教育に力を入れてきましたが、
結局、ほとんどの人が話せるようにならないまま
オリンピック・パラリンピックを迎えてしまいました。
このため、選手村の外に出る勇気のある選手は、
中国語学習エリアで少しでも中国語を勉強した上で、
出て行ってください、ということなのかもしれません。
撮影日:2008年8月6日(水)
撮影:柳田洋
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