■柳田洋・北京からの画像便り No.302 ■


オリンピック用地対空ミサイル

オリンピック競技場の近くで見つけた
オリンピック用地対空ミサイルです。
オリンピック期間中、空からのテロ攻撃があった場合、
この地対空ミサイルで撃ち落とします。
この地対空ミサイルは「紅旗7号」と呼ばれる国産兵器で、
最長射程距離12km、命中率は80-90%なのだそうです。
私、本物の地対空ミサイルを見たのは初めてなのですが、
こういうのを見ると、敵の多い国でオリンピックを
開催するのは大変なことなんだなぁ、と思います。
2016年の夏季オリンピックの開催地は、
アメリカのシカゴが最有力と言われていますが、
アメリカも中国に負けず劣らず敵の多い国。
この「紅旗7号」を国際オリンピック委員会(IOC)の
委員の方に見てもらえば「2016年のオリンピックは
やっぱり、敵の少ない国・日本の東京にしましょう」
ということになるかもしれません。

撮影日:2008年7月26日(土)
撮影:柳田洋


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