JETRO(日本貿易振興機構)の北京センターにある
「ニセモノ陳列館」で撮った、カシオのG-SHOCKです。
向かって左がホンモノ、右がニセモノです。
こうやって並べてみると、ニセモノはホンモノそっくり、
というわけではなく、随所に違いが見られるのですが、
ニセモノが単体で売られていたら、カシオの社員でない限り、
ホンモノかどうかの見分けはつかないと思います。
ただ、諸外国と違って中国のニセモノ業者は、
ニセモノをホンモノと偽って売るようなことはしません。
ニセモノは最初からニセモノとして、極端に安い値段で
売りますので、値段を聞けば、すぐにニセモノだと
分かってしまいます。
ニセモノを売ることは、中国でももちろん違法なのですが、
中国のニセモノ業者は、消費者を騙すようなことはしない、
妙なところで正直者な人たちなのでした。
撮影日:2005年9月26日(月)
撮影:柳田洋
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