■柳田洋・北京からの画像便り No.132 ■


タバコ屋

うちの近所のタバコ屋です。
「タバコは健康に有害である」
というのは既に世界的な常識になっており、
世界各国のタバコ産業は
衰退の一途を辿っています。
しかし、喫煙大国・中国のタバコ産業だけは
順調な成長を遂げており、
中国国家煙草専売局の税引き前利益は
年間2,000億元(3兆円)を超える勢いだそうです。
中国ではタバコは、お酒と同様、接待で使われます。
ですので、中国には値段がとんでもなく高い
接待用高級タバコ、というのがあります。
特に、ケ小平氏が生前愛飲していた、
「熊猫(パンダ)」というタバコは、
高級タバコの中でも最高峰で、
先日、私が北京の国際貿易ビルで見たものは、
1箱1,800元(27,000円)で売られていました。
1本当たり90元(1,350円)ですが、
こんなタバコが癖になってしまったら、
身上を潰してしまいそうです。

撮影日:2005年4月17日(日)
撮影:柳田洋


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