北京の三里屯という
バーストリートの入口にある看板です。
「国家は普通話(ぷーとんほあ、標準語)と、
規範漢字(ぐいふぁんはんず、正しい漢字)を
広めています」と書いてあります。
北京は万里の長城が通っている事からも分かる通り、
昔の中国の北の玄関口です。
その地理的な影響もあり、北京には
朝鮮族、蒙古族、満州族、回族(イスラム族)など、
たくさんの少数民族の人が住んでいます。
こうした少数民族の人は、
外では普通話を話し、漢字を書いていますが、
家に帰ると、それぞれの民族の言葉を話し、
民族の文字を書いています。
住民のほとんどが漢民族の上海などでは見られない、
「多民族都市・北京」ならではの看板です。
撮影日:2005年1月16日(日)
撮影:柳田洋
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