中国建設銀行の自動車ローンの看板です。
本文でも触れましたが、
マイカーブームに乗り遅れまいと、
銀行各行が融資基準を引き下げた結果、
今では、ものすごい金額の不良債権が
生まれている様です。
こう書くと、その経緯は
日本のバブル経済そのままですが、
恐ろしいのは、マイカーがブームになってから、
不良債権が大問題になるまで、
2年足らずの時間しか経っていない事です。
一旦間違った方向に動き出すと、
暴走機関車の様に、誰も止められなくなってしまう、
中国経済の恐ろしさを垣間見たような気がします。
実は、この写真、1年以上前に撮った写真です。
今では、北京の街のどこを探しても、
自動車ローンの看板は見当たりません。
撮影日:2003年9月25日(木)
撮影:柳田洋
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